頬にきびと石鹸

頬にきびと石鹸

洗顔石鹸を上手に選ぶことは、頬ニキビを治す方法においては欠かせない要素の一つです。

ニキビに刺激は禁物といっても、洗顔石鹸を選ぶ際にはアトピー用の低刺激石けんなどでは洗浄力が弱く、過剰な皮脂をきれいに落とすことができません。
低刺激ではあっても、きちんとした洗浄力がある洗顔石鹸を選びましょう。
固形石けんでもボディシャンプーでも、石鹸の形状は問わず、よく泡立てれば、泡の力で皮脂や汚れは十分落ちます。また、薬用石鹸などの殺菌作用のある石鹸も、肌をカサつかせ乾燥させてしまう可能性があるので避けたほうがいいでしょう。

洗顔の仕方は、洗顔石鹸で顔全体を洗ったあと、マイルドなピーリング効果のある洗浄剤で皮脂分泌の多い部分だけをさらに洗い、入浴後に消炎効果のある保護クリームをつけると効果的で、ニキビ痕が残りにくく、意外に有効な洗顔方法です。
夏など、皮脂の分泌が過剰になっている時期は、肌の清潔を保つためにまめにシャワーを浴びたり、入浴をするのはいいことです。ただし、洗顔する場合ニキビがある部分をゴシゴシ洗うのは、ニキビを悪化させるので絶対にやってはいけません。
洗顔の過ぎや化学繊維のタオルを使うのは避けるようにしましょう。

タオルは摩擦が強い化学繊維のタオルでなく、天然繊維のものを選んでやさしく拭くと言うよりは、ポンポンと軽く触れて水分を取るようにすれば良いと思います。


角質とにきびの関係

肌は約28日の周期で生まれ変わっています。
これをターンオーバーといいます。
古い角質が押し上げられ、垢となって自然にはがれ落ちるのです。
ところが、加齢とともにこのスピードは遅くなっていき、垢となるべき角質がなかなかはがれなくなってきます。 夏の日焼けあとが冬になっても消えなかったり、傷跡がなかなか消えなかったりするのはこのためです。

また、加齢とともに皮脂の分泌量は減少し、肌の水分保持力も低下します。
ところが、にきびはそうした肌の生理にはおかまいなしに、30代でも40代でもできるのです。